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月別アーカイブ: 2025年7月

ナオケンのよもやま話~第12回~

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っている

株式会社ナオケン、更新担当の富山です。

 

 

リフォーム業界の未来図:技術・人・価値の進化へ


今回は、リフォーム工事の未来展望について一般的な市場での例を基にご紹介します。

急速に変化する社会にあって、住まいのニーズも日々進化しています。
リフォームは“古い家を直す”だけでなく、“未来の暮らしを創る”ステージへ突入しています。


■ 住宅のライフサイクルに寄り添う「定期改修」文化の定着

 

新築重視から、中古住宅や既存住宅の活用へ。
今後は、住まいに定期的なメンテナンスと改修を加えながら、長く快適に住み続ける文化が広がっていきます。

  • 築10年ごとの外装点検と塗装

  • 設備機器の15年目交換提案

  • ライフステージ変化に応じた間取り変更

こうした計画的・予防的リフォームが、住宅管理のスタンダードになっていくでしょう。


■ デジタル技術の導入による業務改革

 

リフォーム業界も、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。

  • ドローンによる屋根・外壁調査

  • AR・VRで完成イメージを可視化

  • AIによる見積り・積算の自動化

  • 顧客とのクラウドベースのやり取り

これにより、スピーディで高精度な提案・施工が可能になり、顧客満足度も大きく向上していきます。


■ 環境に優しい「サステナブル・リフォーム」の普及

 

今後の住宅リフォームは、脱炭素・省エネを軸とした地球環境配慮型のリフォームが主流になっていきます。

  • ZEH対応(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への改修

  • 再生可能エネルギーの積極導入

  • カーボンフットプリントの可視化

これらを通じて、住宅1戸ごとの省エネ化が、日本全体のエネルギー消費削減にも貢献するのです。


■ 働く人の多様化と新しい職域の登場

 

将来のリフォーム業界では、現場の職人だけでなく、

  • インテリアコーディネーター

  • 住宅福祉アドバイザー

  • 建材リサイクルコンサルタント

  • 建築×ITのハイブリッド職

といった、多様な専門職の融合が不可欠になります。

また、女性やシニア世代、外国人など、多様な人材が活躍できる環境整備も進むでしょう。


■ 「直す」から「創る」へ。リフォームの新たな定義

 

未来のリフォームは、単に老朽化を修繕するのではなく、

  • 家族構成や働き方の変化に応じて暮らしをアップデート

  • 地域資源を生かしたリノベーション

  • 建物に“ストーリー”を宿す提案型工事

といった、創造的価値を生み出す仕事へと進化していきます。
つまり、リフォームとは“未来を設計すること”なのです。


✨ まとめ:これからのリフォーム業界は、可能性の宝庫!

 

  • 社会的課題に向き合いながら

  • 技術革新と人材育成を両輪に

  • 新しい「暮らしのかたち」を創り出す

――それが、これからのリフォーム業界です。

私たちも、時代の先を見据えて、“まっすぐ丁寧な仕事”を重ねてまいります。

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社ナオケンでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

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ナオケンのよもやま話~第11回~

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っている

株式会社ナオケン、更新担当の富山です。

 

 

 

リフォーム工事を取り巻く“いま”の環境とは? ~課題と変化の最前線~


今回は、私たちが日々向き合っている「リフォーム工事の環境」について一般的な市場での例を基にご紹介します。

古くなった家を快適に蘇らせるリフォーム。

しかしその背景には、現場で直面するさまざまな社会的・経済的課題が存在します。

現場のリアルな環境とその変化に、今、リフォーム業界全体が対応を迫られています。


■ 空き家の増加と社会的ニーズの変化

 

少子高齢化・人口減少の影響により、日本では空き家が急増中。
総務省の調査では、全国の空き家は800万戸以上。今後さらに増える見込みです。

こうした空き家を再活用・再生する手段としてリフォームが注目されています。

  • 古民家リノベーション

  • 空き家の賃貸用改修

  • 相続した家の再活用

など、住まいに新しい価値を与えることで、地域の空洞化防止にもつながります。


■ 住宅の老朽化とインフラ整備の遅れ

 

戦後の住宅ブームで建てられた多くの家屋が、いま耐用年数を迎えています。
特に、1980年代以前の建物では、

  • 断熱性が不十分

  • 耐震性能に不安あり

  • 給排水管などの設備が劣化

といった構造的な問題が多数見られます。
これらを現代の暮らしに合わせてアップグレードするのが、リフォーム工事の重要な役割です。


■ 人手不足と施工力の確保

 

リフォーム業界でも深刻な問題となっているのが人材不足です。

  • ベテラン職人の引退

  • 若手の定着率が低い

  • 多能工(設備・内装・電気などの複合スキル)の確保が難しい

といった課題が山積。
工期の遅延や品質のバラつきが発生するリスクがあるため、施工体制の強化や育成制度の充実が求められています。


■ 環境配慮・エコへの対応

 

現代の住宅リフォームでは、環境負荷の少ない施工が必須となってきています。

  • 断熱改修による省エネ化

  • 太陽光発電や蓄電池の設置

  • 廃材のリサイクルや再利用

  • VOC(揮発性有機化合物)の少ない建材使用

など、“エコリフォーム”の需要が年々高まっています。
単に住まいを直すのではなく、「人と地球に優しい工事」が評価される時代になっています。


■ 多様化するニーズと柔軟な対応力

 

ライフスタイルの多様化により、リフォームの要望も多岐にわたります。

  • 在宅ワーク対応の間取り変更

  • バリアフリー化(高齢者・障がい者向け)

  • ペット対応仕様

  • 賃貸・民泊への用途変更

これらに対し、設計・提案・施工が一体となった**“ワンストップ型サービス”の体制整備**が急務です。


次回は、こうした背景の中でリフォーム業界がどう変わっていくのか。
**「リフォームの未来」**について深掘りしていきます!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社ナオケンでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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