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ナオケンのよもやま話~第11回~

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っている

株式会社ナオケン、更新担当の富山です。

 

 

 

リフォーム工事を取り巻く“いま”の環境とは? ~課題と変化の最前線~


今回は、私たちが日々向き合っている「リフォーム工事の環境」について一般的な市場での例を基にご紹介します。

古くなった家を快適に蘇らせるリフォーム。

しかしその背景には、現場で直面するさまざまな社会的・経済的課題が存在します。

現場のリアルな環境とその変化に、今、リフォーム業界全体が対応を迫られています。


■ 空き家の増加と社会的ニーズの変化

 

少子高齢化・人口減少の影響により、日本では空き家が急増中。
総務省の調査では、全国の空き家は800万戸以上。今後さらに増える見込みです。

こうした空き家を再活用・再生する手段としてリフォームが注目されています。

  • 古民家リノベーション

  • 空き家の賃貸用改修

  • 相続した家の再活用

など、住まいに新しい価値を与えることで、地域の空洞化防止にもつながります。


■ 住宅の老朽化とインフラ整備の遅れ

 

戦後の住宅ブームで建てられた多くの家屋が、いま耐用年数を迎えています。
特に、1980年代以前の建物では、

  • 断熱性が不十分

  • 耐震性能に不安あり

  • 給排水管などの設備が劣化

といった構造的な問題が多数見られます。
これらを現代の暮らしに合わせてアップグレードするのが、リフォーム工事の重要な役割です。


■ 人手不足と施工力の確保

 

リフォーム業界でも深刻な問題となっているのが人材不足です。

  • ベテラン職人の引退

  • 若手の定着率が低い

  • 多能工(設備・内装・電気などの複合スキル)の確保が難しい

といった課題が山積。
工期の遅延や品質のバラつきが発生するリスクがあるため、施工体制の強化や育成制度の充実が求められています。


■ 環境配慮・エコへの対応

 

現代の住宅リフォームでは、環境負荷の少ない施工が必須となってきています。

  • 断熱改修による省エネ化

  • 太陽光発電や蓄電池の設置

  • 廃材のリサイクルや再利用

  • VOC(揮発性有機化合物)の少ない建材使用

など、“エコリフォーム”の需要が年々高まっています。
単に住まいを直すのではなく、「人と地球に優しい工事」が評価される時代になっています。


■ 多様化するニーズと柔軟な対応力

 

ライフスタイルの多様化により、リフォームの要望も多岐にわたります。

  • 在宅ワーク対応の間取り変更

  • バリアフリー化(高齢者・障がい者向け)

  • ペット対応仕様

  • 賃貸・民泊への用途変更

これらに対し、設計・提案・施工が一体となった**“ワンストップ型サービス”の体制整備**が急務です。


次回は、こうした背景の中でリフォーム業界がどう変わっていくのか。
**「リフォームの未来」**について深掘りしていきます!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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愛知県東海市を拠点にリフォームを主として業務を行っております。

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